ストーリー形式で学べるクレーンゲーム販促術 2011年度版

関西のクレーンゲーム・エレメカブランド 楠野製作所公式サイト「prizegame.jp」

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ストーリーで学ぶクレーンゲーム販促術 【 2011年 】


クレーンゲームの楽しい「PR術」。2011年分です。
(各画像のサムネイルをクリックすると、PDFデータにリンクします)


【 アミューズメント・ジャーナル 2011年8月号 】

世界中で学んだクレーンゲーム販促術を、早速バイト先で実践した新米君。スタッフと一緒に、楽しく働いていると、その楽しさはお客さんにも伝わったようです。





 数ヶ月に渡る海外旅行から戻って約一週間。ボクは今日もバイト先のSCで驚いている。
 …何に驚いているかって?  ボクは帰国後、スタッフミーティングで、世界中で見た販促術や、ディスプレイのテクニックのことを話した。すると、スタッフのみんなが
「それは楽しそう!」と言って、早速ウチでも実践することになったのだった。

これが大当たりして、連日大盛況なのだ。 あるスタッフなんて、ボクが訪れた国々の名産品を仕入れてきて、個々のクレーンゲームを飾りつけ、コーナーで現地の空気まで再現しようと頑張っている。

 「クレーンゲーム世界紀行」というのは珍しいらしく、お客さんもちょっとした旅行気分で楽しんでくれているようだ。そして何より、スタッフのみんながイキイキとしている。スタッフが明るく楽しんでいると、お客さんもそれを感じ取って、気持ちよく遊べるみたいだ。

 「いやーキミが旅行に行ってくれて良かったよ。」

ふいにチーフが声を掛けてきた。

「キミなら世界中で見たことを、ためらわずに仕事に活かしてくれると信じていた!せん別を弾んだ甲斐があったってもんだ!」

そうか…出国前にチーフが金一封をくれたのはそういう狙いがあったのか…。

 「プライズコーナー、ヘルプ入ってくださーい!」

旅行の後、このゲームコーナーで働き始めた友人から声が掛かった。今日はどんなお客さんに会えるだろう? ボクは笑顔で駆け出した。




【 アミューズメント・ジャーナル 2011年7月号 】

世界中で愛用されている高品質な日本製品。
そして、高品質の大切さは「サービス」にも言えることだった!ベトナムで新米君は新たな気付きを得ることに。





おい・・・・おいおいおい!なんだこりゃ!

数ヶ月に渡る世界旅行の最後を飾るのはベトナム。入国早々、近代ベトナムの名物ともいえる「バイクの洪水」に遭遇し、面食らってしまう。

よく見ると、日本車が多いね。

バイクマニアの友人が、バイクに付いたのエンブレムを見てつぶやいた。

日本製はタフだからね!多少のことじゃビクともしないんだよ。」ナイスなタイミングで、近くにいたオジさんが、日本製のバイクが多い理由を説明してくれる。最近、世界的に日本製品の良さが改めて見直されているとニュースで見たけど、ベトナムでもその流れは健在のようだ。

「やっぱり最後に選ばれるのは品質の高いものだよ。あれだってそうさ。」オジさんが指差した先にはトリプルダウン・スイングで遊ぶ人だかりが。

やったわ!洗剤をゲットよ!
最近、高品質で日本でも人気のアメリカ製洗剤をゲットした女性が喜んでいる…と、
はーい!おめでとうございます!これを使ってください!」近くで待機していた店員さんが、にこやかに手さげ袋を差し出す。

な…なんて品質の高いサービスなんだ!」帰ったら、ボクも景品の選び方やお客さんへの接し方を見直してみよう。

うまい!
隣を見ると、いつの間にか友人がベトナム版サンドイッチ「バインミー」を食べている。
こりゃ高品質だぜ!」「…そこは普通に『うまい』って言えばいいのに…。



【 アミューズメント・ジャーナル 2011年6月号 】

ロシアのお土産屋さんにやってきた新米君。
景品の魅力を引き出すおばさんのテクニックに
「プロの魂」を見た!





 ロシアにやってきたボク達は、モスクワ市内で買い物を楽しんでいた。

「おい見ろよ、マトリョーシュカだぜ。」

友人が店の軒先を指差す。
 マトリョーシュカというのは、ロシアの伝統的な人形細工だ。形が日本のダルマに似ているので、結構愛着が沸いてしまう。友人が指差した店では、たくさんの人形達が、華やかなショーケースに飾られている。何の工夫もなくただ棚に並べてあるだけの隣の店と違って、すごくひかれてしまう。ディスプレイひとつで、こんなにも雰囲気が変わるものなんだなあ……あっ…これってよく見ると…。

 「ショーケースじゃなくてトリプルダウンスイング
じゃないかー!」

 「やあ、お兄さん。遊んでおいきよ。今ならA賞に中型3体。B賞なら小型5体だよ!」

同じクラスの景品を1つの棚の上に盛り上げて、新たな魅力を引き出している…このお店のおばさん…プロだ!

「もちろん狙うは5体だ!」

友人は日本の友達へのお土産に、数が豊富なB賞狙いでゲームに熱中している。隣では、アメリカ人の男性が大型1個を狙っているようだ。なるほどお客さんの多用な好みに合わせた置き方か…ボクも帰国したらウチのコーナーでやってみよう。

 「ところでお兄さんのカバンに付いてるマトリョーシュカ、なかなかカワイイね」「いや、これは日本のダルマのキーホルダーです。」「よし、それも景品にしよう!」「え?え? ちょっと待って〜!」



【 アミューズメント・ジャーナル 2011年5月号 】

ヨーロッパからインドにやってきた新米君と友人。
おいしいカレーを食べながら、インドの人々の
「使いこなし術」にビックリ!





「うまいうまい!」

ボクと友人は今、インドで本場のカレーにガッついている。
日本のカレーとは随分違うけど、これはうまいぞ。

「ライスもうまいけど、やっぱりナンだろ!」
友人は店員さんを呼び止めてナンを注文した。
「ごめんなさい。今ナンがないのよ。」
店員のお姉さんが申し訳なさそうに答える。
「え、どういうことですか?」
「ナンは全部、今流行のアレに入っちゃってるわ。」
お姉さんが店の外を指差す。

「お…おい。あれは…。」「まさか…。」
 「リングマジシャンココットとトリプルダウンスイングの景品が……全部ナンじゃないかー!」

「よし!大きいナンが取れたぞ! 2枚目もいただきだ!」
「こっちのピンク色のゲームは取りやすいぞ!…入ってるナンがちょっと小さいけど。」

遊びやすいリングマジシャンココットに入れる景品には、少し小さめのナンを入れて工夫してある。あの筐体のオペレーターは機械の特徴をつかんで使いこなしてるな……って友人が消えた!?

「よっしゃ!野菜入りナンをゲットだ!」
「お兄さんうまいね! 私にも分けてくれ。」

友人はすっかり場に馴染んで盛り上がっている。楽しい空気は人と人を結び付けるんだなあ。



【 アミューズメント・ジャーナル 2011年4月号 】

新米くん、今月から海外旅行に出発!
イタリアで「限定商品」のパワーを知ることに・・・。


 友人と海外旅行でイタリアにやってきた。さすがにドゥオモ広場は世界遺産だけあって、観光客が多い。ピサの斜塔を背景に、記念撮影をしようとしたその時、ファインダーを覗いた友人が驚きの声を上げた。

 「な…なんだあれは!」

思わず振り返ると、ピサの斜塔に人が集まっている。いや、それだけじゃない。人の列は塔の頂上まで! そして頂上に
あったものは…!

 「あれはリングマジシャンココットとトリプルダウン
スイングじゃないか〜!」


 「オー! 外れちゃったよ!もう1回だ!」

「ちょっと見て! このゲームすごく遊びやすい!私でも景品が取れたわ!」

「おーい早く変わってくれー。」


 塔の頂上はお祭り騒ぎだ。そういえば、バーバーカットリバーシブルが海外で大人気という話は聞いたことがあったけど…やっぱり個性的なゲームは海外でも人気が出るもんなんだなぁ…ていうかあんなところにゲームを置いて大丈夫なのか?

 「おい!俺たちも行こうぜ!」
友人が塔に向かって駆け出す。
「えっ? ボクのバイト先に来ればいつでも遊べるじゃないか。」
「何言ってるんだ。あの景品はイタリア限定だ! 今を逃したら手に入らないぞ!」

「お…おーい!待ってくれー!」



【 アミューズメント・ジャーナル 2011年3月号 】

新米くんが、新機種の遊び方について何気なく
コメント。チーフの即決が、名作POPを
生み出しました。

 今日、いつものようにバイト先に行くと、何やら見慣れないプライズゲーム機が増えている。

なになに…
『トリプルダウンスイング』

 
「チーフ、何ですかこれ?」
「ああ、新機種らしいよ。今さっき入ったところだから、
一度テストプレイしてみてよ。」

「へえ〜! すごく賑やかなデザインですね!」

 筐体の前に立って、中を覗いてみる。ゲームそのものは、
ウチにも何台かあるホールスルー系のゲームみたいだけど。
「あの的に入れればいいんですね。」
大きい的がついているので、ルールを読まなくてもスグ遊び方はわかった。
 
「よし! これは一発ヒットだ・・・・あれ!」
的に吸い込まれたクリア棒が、さらに横に動いた!
と同時に、景品棚の支えが外れて、景品が落ちてくる。なるほど、遊んでいる時だけじゃなくて、景品の払い出しまで、全部アナログの動きなんだ!
 「こういう目に見えるアナログな動きは、なんだか縁日の屋台を思い出しますねー。」
ボクが何気なく言った一言に、チーフが反応した。
「縁日…それだ ! それでいこう ! すぐにポップ書いて !」
開店直前、目を引くカラフルな筐体に、手書きのポップが踊った。

 「縁日の屋台 入荷しました!」

 開店してすぐ、ポップを見たお客さんが、いったいどん
なゲームなのかと早速遊んでくれている。様子を見ている
と、やっぱり景品をとったときの手応えが新鮮なのか、一
瞬驚いて、すぐ笑顔に変わる。
 デジタル一色の現代でも、こういうアナログの力はなか
なか侮れないな。



【 アミューズメント・ジャーナル 2011年2月号 】

景品をゲットして大喜びのお客さんから、次の
景品のリクエスト。新米くんはコミュニケーションの
中から、新たなPR術を思いつくのでした。

『 やったー! 』

 かなり騒がしいゲームコーナーの中でもよく通る大きな
歓声が響き渡った。ボクだけでなく、周りにいたお客さん
も一斉に声のした方に注目する。

 声の主はボクと同い年くらいの女の子だった。
『リングマジシャン・ココット』の前で満面の笑みを浮か
べながら、景品のお菓子を持ってはしゃいでいる。
景品を取れたのが、よほど嬉しかったようだ。

 そういえばチーフが
「女の子でも遊びやすい設定だ
から、菓子景品メインでセットしといてね。かわいく
頼むよ!」
とか言ってたなぁ・・・景品はそんなに高価な
ものじゃないけど、あれだけ楽しんでもらえるなら、
スタッフとしてもすごく嬉しい。

「すいませーん。」

 喜んでいた女の子がボクに声を掛けてきた。

「お菓子の種類って、ここに並んでるだけですか?」

「ええ、今これだけなんですよ。すいません。」

 あれ?結構な種類を並べたはずなんだけど、言われて
みれば何だか少なく見える・・・デコレートし過ぎて、同じ
ような組み合わせになっちゃったかな?
もっと1つづつの袋に個性を持たせたほうが面白いかも
しれない。
 明日から、「ラムネ賞」とか「ポテト賞」なんかを作って、
棚ごとに特色を出してみようかな。
 思いがけないところでアイデアのヒントをゲット。
お客さんと話をするのって、けっこう大事かも。



【 アミューズメント・ジャーナル 2011年1月号 】

ゲームコーナーでバイトを始めた「新米くん」。
プライベートでの思い付きを仕事に取り入れたら、
予想もしなかった大反響に・・・。

 ボクは去年専門学校に入ったばかりの18歳。3ヶ月前
からはSCのゲームコーナーでバイトも始めた。子供好き
のボクは、遊びに来てくれる子供たちの笑顔を見ているだ
けで楽しくなる。
 
 先日、バイト中にメールが届いた。お気に入りの服屋の
メルマガだった。「冬の新作入荷 店長○○も即買いの…」
スタッフが自分の体験を交えて語ると、真実味があって気
になってくる。

 そういえば、最近ウチに入荷した『
バーバーカットR
と『
リングマジシャン・ココット』というプライズゲーム
は、ハサミで景品を吊るしたヒモをカットしたり、女の子
でも楽しく遊べる易しい設定だったりと、今までにないス
タイルで面白い。ボク自身もちょっとハマってたりする。
こういう「楽しさ」をお客さんに伝えられないだろうか?

 「チーフ、ウチでメルマガやってみませんか?」ちょうど
そこにいたチーフに早速提案してみると… 「
俺は書けない
から君がやってくれ
「え!」翌日から、フロアでお客さん
に「メルマガ始めます」と声をかけて回り 、1週間もする
と結構な数のアドレスが集まった。第一回のメルマガは、
「ボクがハマッてるのはコレ!」と題して、自分の気持ちを
ありのまま書いてみた。友達にメールしてるみたいで、何
だか楽しい。

 次の日、フロアを回っているとお客さんに呼び止められ
た。
「君がメルマガを書いてる人? いやー確かにこれはハ
マるね!」
やっぱり正直な感想というのは人に伝わるみた
いだ。チーフにもほめられたし、やってみて良かった。



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