ゲームセンター売上げアップ通信 「ゲームセンターで役立つコミュニケーションツール」

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ゲームセンターで役立つコミュニケーションツール

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「ゲームセンターで役立つコミュニケーションツール」

まだお店の商品にPOPを全く付けていない方。
あなたはとってもラッキーです。
なぜなら、POPを付けることによって、今から売上をいくらでも伸ばすことができる余地がたっぷりあるからです。
今まで何もしないで放置していた土地を耕し、種をまく訳ですから、その実り(成果)も計り知れないものがあります。

POPは販促の基本中の基本です。
商品を売るなら絶対これをやらなきゃ損をします。
やると決めたらこれから他の店に行って、どんなPOPを作っているのか、生のPOPに接して学習しましょう。

勉強する対象としては、ドラッグストアなんかいいでしょうね。
ドラッグストアは既に飽和状態に達していて、今、生き残りを賭けた必死の努力をしています。
その中で作られるPOPには迫力さえ感じます。
ウイットに富んでいたり、サプライズであったり、やさしく包み込むようなものであったり、いろいろ盛りだくさんで、とても得るものが多いはずです。

POPの目的は当然売上を伸ばすことにあります。
しかし売り込んではダメです。
安さをアピールするのも脳がありません。
お客さんに商品の価値を分かりやすく伝えることです。

その商品によって、お客さんがどれだけライフスタイルを満喫することができるのか、安心を手に入れることができるのか、家族の絆を深めることができるのか、こちらから有益な情報を発信して気付かせてあげることなんです。

お客さんに商品のよさが理解されなければ、その商品はどんな優れものであっても死んだも同然で、存在しないのと同じ意味なのです。
ブランド力が定着していて、しっかりしたお金持ちの信者がついている商品なら別ですが、そうでなければいくら待ってもお客さんのほうから来てくれることはありません。
そんな話は遠い昔のことなんです。

だから今、情報を発信して気付いてもらって興味を持ってもらうことが大切なんです。

ドラッグストアに限らず、ゲームセンターも昨今とても厳しい状況に変わりはありません。
しかしその中でやっぱり結果を出している、流行っている店というのがあります。
具体的に細かい情報までは知り得ませんが、流行っていると言われる店ほどたくさんの努力をしています。
その1つにやはりPOPも貢献しています。

お客さんが来るのを漫然と待つのではなく、店の前の通路にまで飛び出して、お客さんを呼び込みに行くような果敢なPOPまであります。

そういう店はやはり中に入っても予想どおりPOPがいっぱいで活気があります。
POPはお客さんの肩を叩いたり、握手をしたり、背中を押したりしてコミュニケーションを取る役割を果たします。

繁盛しているお店の店員さん達は、お客さんとの「関係性」を築くことがいかに重要かをちゃんと知っているのです。


非常――に前置きが長くなりましたが、今回ちょっと変わったPOP
「人間POP」についてお話します。

人間POPというからには動くんです、話すこともできるんです。
一体どういうことなんでしょう。

もったいぶらずに言いますよ。「名札」です。
分かりやすく言えば、店の中を動き回る店員さんに名札を付けてもらうことなんです。

名札と言えば、社員の多い会社や外回りの営業マン、それに社内の接客係にとっては必要なものというのは分かりますが、なぜ一般の店員さんにまで付けさせるのか、たぶん大方の人は首をひねってしまうんじゃないかと思います。

名札の効用というのはいまさら説明するまでもなく社会に浸透しています。その名札にどんな販促の役割を果たさせるのか……これが今回のテーマです。

販促物として利用するのですから名札は大きいほうがいいです。むしろ名前以外のメッセージを書き込むことが大事な価値になる訳ですから。

じゃあどんなメッセージを書き込むのか。
東京都内のあちこちにある体験型レストランの自分で焼くたこ焼き屋さんの場合、店がすでに独自性という個性を持っているのに、さらに体験要素を増やそうとこの名札方式を取り入れました。

店員さん達の胸にそれぞれ大きな名札が付いていて、名前のほかに各自が好き好きに何かを書き込んでいるそうです。その書き込みの内容というのは……以下その店に詳しい人の紹介話です。
  ・店長さんの場合
「私はリーダーです。何かあったら私をお呼びください。」

・女子店員さんの場合
「私はおとなしく見えますが、たこ焼き焼くのはうまいんです。」

  ・その他
趣味のこと、出身地のことなどいろいろなものがあったそうです。

この名札、カンタンな一言を添えただけなのに効果があったそうです。
店員さんやバイトの子にお客さんから話しかける場面が増えたそうです。
店員さんたちも口下手な自分達から話しかけなくても、相手から会話してもらえてホッとしている様子です。

名札のおかげで無理をしなくても自然にお客さんとのコミュニケーションがとれた訳ですから。
お客さんの側にしても初めての体験でドキドキしているときに、店員さんの胸の名札を見たら安心して何でも聞けますよね。
たこ焼きをひっくり返すタイミングとか、外側をカリッと焦がす方法とか。

店とお客さんが会話をして関係性を築くことは、これからの商いにとってはとても重要なことなのです。
現代はコミュニケーションをとることによって、お店はお客さんとの間に信頼の絆を結んでいかなければ商売が成り立たない時代に変化しているのです。だから決して名札と侮ること無かれ、現代においては名札も貴重なコミュニケーションツールなのです。

ところで
「この名札、ゲーセンにも使えますよね!」

業務的なものとして
・「遊び方教えます 気軽に声をかけて!」
*トラブルでない限りお客さんは店員さんに声を掛けにくい心理が働くが、この書き込みはそれを解消する効果があります。

・「クレーンゲームの攻略法なら私に聞いて!」
*クレーンゲームは今や慣習的にお客さんが取りやすい景品レイアウトを要求して、店員さん達がそれに応えるケースが多く見られます。
この光景、一見微笑ましいものに見えるんですが、気弱でそういう要求を出せないお客さんには不公平なものに映ってしまいます。
そのときこんな書き込みが気弱の背中をポンと押してくれれば、その不満は解消します。

・「マル秘情報 リークします」
*求められたら、お客さんにお店あるいはゲーム機の裏情報・際どいところをしゃべる役割の店員さんがいても面白いと思います。

ちょっと変わったところでは

・「たくさん小銭を用意して声をかけてね!応援団します」
*女子店員さんが滞留時間の長いお客さんにサービス応援をすることです。

・「現在婚活中です マツジュン希望」
*何も解説することないですよね。

・「私の一番好きなゲーム機はクレーンゲーム バーバーカットです」
*ありがたいです。

・「私の天気予報よく当たります」
*お客さんに聞かれたら携帯を取り出して調べたらいいと思います。呆れられるかもしれませんが怒る人はいないでしょう。

いろいろくだらない例を並べてしまったかもしれませんが、要は昔から存在する何気ない名札が実務にしろジョークにしろ、お客さんが親しみを感じて話しかけるきっかけになれば、販促として成功なのです。

ユーモアがあって費用も労力も掛からない人間POP「名札」は、効果と言うかレスポンスが非常にいい(一体何人の人から声を掛けられることになるか)ので、ちょっと試してみたらいかがでしょう。
レスポンスの悪い名札は内容を取り替えていけば、コミュニケーションツールとしての価値もどんどん向上します。


最後まで読んでいただき感謝です。ありがとうございました。

 

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